ロボティクス– tax –

ロボティクスとは、機械工学・電子工学・情報科学を統合し、物理環境で自律的に動作するロボットを設計・制御する工学分野です。AI技術との融合により、あらかじめプログラムされた動作の繰り返しだけでなく、カメラやセンサーで環境を認識し、状況判断に基づいて行動を適応させる知能ロボットの実現が進んでいます。

産業用ロボットアーム(溶接・塗装・組立・ピッキング)、物流倉庫のAMR(自律移動ロボット)による搬送・仕分け、農業における収穫・除草の自動化、建設現場での測量・施工支援、医療分野の手術支援ロボット、サービス業での接客・配膳ロボットなど、適用領域は拡大を続けています。人手不足が深刻な業界を中心に、人間との協働を前提としたコボット(協働ロボット)の導入も加速しています。

国内ではファナック、安川電機、川崎重工業、デンソー、不二越などが産業用ロボットの主要メーカーとして世界的地位を占め、スタートアップではMUJIN、ラピュタロボティクス、Telexistence、Preferred Roboticsなどがソフトウェア駆動型ロボットの分野で存在感を高めています。近年は大規模言語モデルを制御に組み込むPhysical AIや、End-to-End学習による汎用ロボット(Foundation Model for Robotics)の研究開発も盛んです。