株式会社ワントゥーテンは、AIやXRなどの先端テクノロジーを活用したサービス開発やデジタル演出を手がけるクリエイティブカンパニーです。同社が提供するQURIOS AGENT(キュリオス エージェント)は、10年以上にわたり蓄積してきた独自の会話制御技術を搭載した対話型AIエージェントサービスです。業務アシスト・レコメンド・キャラクター活用という3つの機能を軸に、フルカスタマイズのAIソリューションを提供しています。
今回は、QURIOS AGENTの開発背景やサービスの特徴、導入事例や今後の展望について、株式会社ワントゥーテン LBE部・部長の鈴木秀人氏にお話を伺いました。
鈴木 秀人氏 プロフィール

エクスペリエンスデザイン事業本部 ロケーションベースエンターテインメント(LBE)部 部長
イベント制作会社やXRコンテンツの開発会社を経て、2024年に株式会社ワントゥーテンに入社。LBE事業の推進部署の立ち上げを行う。IPとコラボしたエンタメコンテンツやAI/XRを活用したソリューションの開発に従事。
QURIOS AGENTの開発背景とターゲット

QURIOS AGENTはどのようなサービスですか?開発の背景や目指す世界観を教えてください
私たちワントゥーテンは、10年以上にわたり蓄積してきたAI技術を活用し、さまざまなAI活用ニーズに応えられるラインナップと柔軟なカスタマイズで、独自性の高いサービスを展開しています。
「QURIOS(キュリオス)」は「人々の好奇心を広げ続ける」というブランド名称です。人々の暮らしや空間で、私たちのAIサービスを誰もが使っている未来を目指しています。
特にスマートシティのような都市空間において、ひとりひとりにAIエージェントが寄り添い、好奇心をくすぐる情報をそっと示唆してくれるようなサービス・世界観を実現させたいと思っています。
ターゲットとなる企業や業界を教えてください
BtoBtoC分野が得意領域です。自治体・小売・商業施設・人材・ホテル・IPなど、ユーザー向けサービスを展開している企業や業界になります。
ユーザー体験を考え抜いたUI/UXと、企業側の課題をつなぐ体験設計で、企業・業界の課題を解決する切り口を得意としています。
QURIOS AGENTの3つの強みと導入の流れ
QURIOS AGENTの特徴や強みを3つのポイントで教えてください
ひとつは「業務アシスト機能」です。通常のRAG設計にとどまらず、シナリオ作りやハルシネーションを抑えたチャットボットの設計まで対応できます。用途やシーンに合わせて、最適な形に設計していきます。
「レコメンド機能」も私たちらしい部分です。ユーザー体験を軸に置いたUI/UXの設計と、企業側が推薦したい商品をおすすめするモジュール、この両方を組み合わせられるのが特徴です。ユーザーと企業のニーズをつなげる仕組みを独自に開発できます。
もうひとつが「キャラクター活用」です。私たちには豊富なIP活用実績がありますので、そこで培ったキャラクター演出・制御システムや合成音声のノウハウを活かして、キャラクター×IPのご提案ができます。
導入の流れや料金体系はどのようになっていますか?
基本的にはフルカスタマイズ・オーダーメイドでの開発になります。お問い合わせをいただいてヒアリングを行い、ご提案、PoC開発、本開発と進んで納品という流れです。
料金もフルカスタマイズですので、ご用件をヒアリングしたうえで都度お見積りしています。お気軽にご相談ください。

導入事例とAI活用における課題
これまでの導入事例や実績を教えてください
KADOKAWAさまでの導入事例をはじめ、千葉市役所、三井住友海上あいおい生命保険など、多数の企業・自治体にご導入いただいています。
企業がAIを導入する際に直面しがちな課題は何ですか?
料金体系や既存機能でできることありきで導入を検討してしまい、ユーザー体験が疎かになってしまう点です。結果として、ユーザーに使われないサービスになって形骸化してしまう事例をよく聞きます。
今後の展望と読者へのメッセージ
今後のAI活用はどのように変化していくとお考えですか?
バックオフィスなどの業務改善ツールとしてだけでなく、ビジネスサイドのサービス展開でのAI活用ニーズも増えてくると思います。効率性だけでなく、AIを使ったパーソナライズされたサービス提供やクリエイティブ施策など、よりビジネスサイドに特化した活用方法が増えてくると感じています。
最後に、AI活用を検討している読者へメッセージをお願いします
私たちワントゥーテンは、10年以上にわたる独自の会話制御技術と、体験設計を軸としたクリエイティブ制作を武器にサービスを展開しています。単なる効率化ツールとしてのAIではなく、企業のサービスやユーザー体験の向上を可能にする企画を得意としており、新しい切り口でのサービス展開に寄与できます。
AI活用を検討されているご担当者さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
株式会社ワントゥーテンの企業概要
| 会社名 | 株式会社ワントゥーテン(1-10, Inc.) |
|---|---|
| 代表者 | 澤邊芳明(代表取締役社長 CEO) |
| 所在地 |
京都本社:〒600-8411 京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階 東京支社:〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲7F |
| 設立 | 2009年7月7日 |
| 事業内容 | エクスペリエンスデザイン事業(クリエイティブコンサルティング、技術コンサルティング等)、自社プロダクトによるSaaS事業(QURIOS) |
| サービス名 | QURIOS AGENT(キュリオス エージェント) |
| 公式サイト | https://qurios.1-10.com/agent/ |
編集後記
株式会社ワントゥーテンのQURIOS AGENTは、自治体・商業施設・ホテルなどBtoBtoC領域において、ユーザー体験を起点としたAIエージェントをフルカスタマイズで開発・提供するサービスです。単純な業務効率化にとどまらず、レコメンドやキャラクター活用といった体験設計の視点からAI活用を提案している点が特徴的です。
「料金や既存機能ありきで導入を進めた結果、ユーザーに使われず形骸化してしまう」という課題についての鈴木氏の指摘は、AI導入を検討している企業にとって参考になる視点です。体験設計を軸としたクリエイティブで、活躍できるAI活用を検討していきたい企業の方は、QURIOS AGENTのサイトを確認してみるとよいでしょう。




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