学校・教育機関の校務で扱う資料を題材に、生成AIで文書を作り、データを整理する3時間の研修です。講師が決まった題材を順に進めるので、生成AIをほとんど使ったことがない教員や事務職員の方でも受けられます。
AIに入力してよい情報の整理(講義・演習)
教育委員会が許可したAIだけを使うことと、児童生徒や保護者の名前、成績の情報を入力しないことを最初に確かめます。模擬の行事のメモと保護者アンケートを見ながら、名前が書かれていないかを見て、記名の列を外してから渡します。読む人、目的、出力の形を伝えた指示と、ひと言だけの指示で、保護者あてのお便りがどう変わるかを比べます。
AIの機能を試す(ハンズオン)
先月の学級通信を読ませて文体の特徴を挙げさせる、アンケートのファイルを読ませて回答の数を数えさせる、できた文をやさしい日本語に直させる、の順に機能を1つずつ試します。
【演習1】学級通信と行事のお便りを作る(ハンズオン)
日時、持ち物、雨のときの扱い、練習の様子を書いた運動会のメモ1枚と、先月の学級通信を渡します。先月の通信と文体をそろえた400字の記事を作り、保護者あての案内文と、同じ内容のやさしい日本語の版を作ります。日時、持ち物、雨のときの扱いがメモと合っているか、メモにない出来事や児童の名前が足されていないかを照らします。
【演習2】学校評価のアンケートを集計する(ハンズオン)
学年、4段階で答える5つの設問、自由記述が入った、名前のない120行の保護者アンケートを渡します。設問ごとに学年別の回答の割合を表にし、自由記述を内容で分類して、職員会議で共有する要点を5行にまとめます。設問を1つ選んで割合を検算し、自由記述を5件選んで分類が元の記述と合っているかを読みます。
【演習3】自作の説明文から確認テストを作る(ハンズオン)
教員が自分で書いた、架空の単元のA4で1枚の説明文を渡します。教科書の本文は使いません。選択式と記述式を5問ずつ作り、解答と、説明文のどこが根拠かを添え、やさしい問題から順に並べます。解答が説明文と合っているか、説明文にない知識を問う問題が混ざっていないかを照らします。
AIエージェントに任せる実演(デモ)
講師が自分の端末で模擬のデータだけを使い、10単元分の説明文が入ったフォルダをAIエージェントに渡して、確認テストと解答をまとめて作らせます。1単元ずつ頼む使い方との違いと、教員が解答を確かめる手順を任せる前に決めておくことを見ます。
