製造業の現場で扱う資料を題材に、生成AIで文書を作り、データを整理する3時間の研修です。講師が決まった題材を順に進めるので、生成AIをほとんど使ったことがない製造業の営業、事務、生産管理、品質管理の方でも受けられます。
AIに入力してよい情報の整理(講義・演習)
模擬の現場メモと検査記録を見ながら、取引先名、品番、単価のうち伏せる情報を決め、品番を記号に置き換えてから渡します。図面や取引先の仕様書のように秘密保持の取り決めがある資料は、入力する前に扱いを確かめます。相手、目的、出力の形を伝えた指示と、ひと言だけの指示で、納期の連絡メールの下書きがどう変わるかを比べます。
AIの機能を試す(ハンズオン)
不良品の写真を読ませて見えている状態を書き出させる、検査記録を読ませて行数を数えさせグラフを作らせる、音声入力で話した内容を文字にして渡す、の順に機能を1つずつ試します。
【演習1】不適合報告書の下書きを作る(ハンズオン)
架空の不良を走り書きした200字ほどの現場メモ1本、不良品の写真2枚、不適合報告書の様式1枚を渡します。様式に沿って、発生の状況、現品の処置、分かっている事実を埋めさせます。原因と対策の欄は担当者が確かめる項目の候補を挙げるところまでにし、メモにない原因を断定していないかを元のメモと照らします。
【演習2】検査記録を集計し、品質会議の資料を作る(ハンズオン)
架空の1か月分の検査記録200行に、日付、工程、設備、品番の記号、不良の種類、数量を入れた表を渡します。不ぞろいな書き方をそろえ、種類別、工程別、設備別に集計して、多い順に並べた表とグラフ、会議で話す要点を作ります。不良の数の合計が元の表と合うかを確かめ、種類を1つ選んで数え直します。
【演習3】口頭の説明と写真から作業手順書を作る(ハンズオン)
架空の段取り替えの写真5枚、作業の流れを書いた説明用の原稿、作業手順書の様式1枚を渡します。原稿を見ながら作業の説明をパソコンやスマートフォンの音声入力で話して文字にし、写真と一緒にAIへ渡して、番号で並べた手順に注意点と使う工具を添えて様式に入れさせます。手順の順番と内容が話した説明と合うか、説明にない手順が足されていないかを確かめます。
AIエージェントに任せる実演(デモ)
講師が、12の作業について説明の文字起こしと写真が入ったフォルダをAIエージェントに渡し、同じ様式の作業手順書をまとめて作らせます。1作業ずつ頼む使い方との違いと、現場に出す前に責任者が承認する手順を見ます。

