物流・運送会社の現場で扱う資料を題材に、生成AIで文書を作り、データを整理する3時間の研修です。講師が決まった題材を順に進めるので、生成AIをほとんど使ったことがない運送会社の配車や事務の担当者でも受けられます。
AIに入力してよい情報の整理(講義・演習)
模擬の輸送依頼書とヒヤリハット報告を見ながら、荷主名、運転者の名前、運賃のうち伏せる情報を決め、「A社」や番号に置き換えてから渡します。相手、目的、出力の形を伝えた指示と、ひと言だけの指示で、遅延の連絡文がどう変わるかを比べます。
AIの機能を試す(ハンズオン)
輸送依頼書の画像を1枚読ませて文字を取り出させる、運賃表のファイルを読ませて行数を数えさせる、できた文を短く直させる、の順に機能を1つずつ試します。
【演習1】荷主あての遅延の連絡と運賃改定のお願いを作る(ハンズオン)
渋滞による到着の遅れと運賃改定のお願いについて、状況を箇条書きにしたメモ2件を渡し、10行の運賃表と12か月分の燃料の価格の表を添えます。遅れの連絡は電話で伝える要点とメールの文面を作り、運賃改定は燃料の表を根拠にしたA4で1枚のお願いの文書にします。到着の見込みの時刻、改定の率、適用の日をメモと照らし、燃料の上がり幅を計算して確かめます。
【演習2】輸送依頼書6枚を受注の一覧表にする(ハンズオン)
様式の違う輸送依頼書6枚を、印字した模擬の依頼書の画像で渡します。積む場所、降ろす場所、日時、品名、重さ、車の指定を読み取らせて1つの一覧表にし、読み取りに自信のない所に印を付けさせ、同じ方面の依頼をまとめて並べます。6枚すべての重さと日時を画像と照らし、読み違いの数を数えます。
【演習3】ヒヤリハット報告から安全教育の資料と確認テストを作る(ハンズオン)
書き方のそろっていない10件のヒヤリハット報告と、今月の教育のテーマを書いたメモを渡します。10件を場面ごとに分類して件数を出し、安全会議で配るA4で1枚の資料と、5問の確認テストを作ります。分類の件数の合計が10になるかを数え、資料に書かれた原因が元の報告にある内容かを照らします。
AIエージェントに任せる実演(デモ)
講師が、60枚の輸送依頼書の画像が入ったフォルダをAIエージェントに渡し、受注の一覧表作成をまとめて任せます。1枚ずつ頼む使い方との違いと、読み違いを人が確かめる手順を任せる前に決めておくことを見ます。

