自治体・公共団体の庁内で扱う資料を題材に、生成AIで文書を作り、データを整理する3時間の研修です。講師が決まった題材を順に進めるので、生成AIをほとんど使ったことがない自治体の職員の方でも受けられます。
AIに入力してよい情報の整理(講義・演習)
団体が許可したAIだけを使うことと、住民の氏名、住所、相談の内容といった住民の情報を入力しないことを最初に確かめます。模擬の住民アンケートを見ながら、自由記述に名前や住所が書かれていないかを見てから渡します。あて先、目的、出力の形を伝えた指示と、ひと言だけの指示で、通知文の下書きがどう変わるかを比べます。
AIの機能を試す(ハンズオン)
行事の概要メモを読ませて要約させる、アンケートのファイルを読ませて回答の数を数えさせる、できた文をやさしい日本語に直させる、の順に機能を1つずつ試します。
【演習1】行事のあいさつ文と開催の通知文を作る(ハンズオン)
行事の名前、日時、会場、来賓、今年の話題を書いた概要メモ1枚と、昨年のあいさつ文を渡します。昨年と同じ言い回しを避ける条件を付けて3分で読めるあいさつ文を作り、同じ内容で関係団体あての開催の通知文を作ります。日時、会場、行事の名前がメモと合っているか、メモにない実績や数字が足されていないかを照らします。
【演習2】住民アンケートの自由記述を分類して集計する(ハンズオン)
年代、地区、5段階の満足度、自由記述が入った、名前のない200行の住民アンケートを渡します。自由記述を内容で分類して年代別の件数の表にし、満足度の低い回答に多い分類を挙げ、課内で共有する要点を5行にまとめます。件数の合計が200になるかを見て、10件を元の記述と照らし、年代を1つ選んで件数を数え直します。
【演習3】会議の文字起こしから議事録の要約を作る(ハンズオン)
約3,000字の庁内の会議の文字起こしと、会議の次第を渡します。次第の項目ごとに要点をまとめ、決まったこと、持ち越しになったこと、担当と期限を表にします。担当と期限が発言と合っているか、決まっていないことが決まったことの欄に入っていないかを照らします。
AIエージェントに任せる実演(デモ)
講師が自分の端末で模擬のデータだけを使い、10回分の会議の文字起こしが入ったフォルダをAIエージェントに渡して、議事録の要約と宿題の一覧をまとめて作らせます。1回分ずつ頼む使い方との違いと、担当課が確かめる手順を任せる前に決めておくことを見ます。
