歯科医院とクリニックの現場で扱う資料を題材に、生成AIで文書を作り、データを整理する3時間の研修です。講師が決まった題材を順に進めるので、生成AIをほとんど使ったことがない院長や受付、事務のスタッフの方でも受けられます。
AIに入力してよい情報の整理(講義・演習)
予約表、問診票、電話メモ、院内の手順のメモを見比べ、患者の名前、連絡先、症状が入っている資料と、入っていない資料を分けます。研修で使うのは入っていない資料だけです。症状や治療についての質問をAIに答えさせないことも確かめます。相手、目的、出力の形を伝えた指示と、ひと言だけの指示で、休診のお知らせの下書きがどう変わるかを比べます。
AIの機能を試す(ハンズオン)
受付の手順のメモを読ませて流れを表にさせる、予約の一覧を読ませて件数を数えさせグラフを作らせる、できたお知らせを掲示用の短い文に直させる、の順に機能を1つずつ試します。
【演習1】休診と定期検診の案内文を作り、広告の表現を点検する(ハンズオン)
休診日と診療時間の変更を書いたメモ、定期検診の案内に入れたい内容のメモ、厚生労働省が公開している医療広告の事例解説書から使えない表現の例を抜いた2ページを渡します。院内掲示、ホームページ、メッセージ配信に合わせたお知らせを作り、続けて事例解説書のページを読ませて、問題になりそうな表現がないかをAIに点検させます。日付と時間がメモと合うか、効果を言い切る表現が入っていないかを受講者が照らします。掲載の前の最終の確認は、院長や担当者が行います。
【演習2】予約とキャンセルを集計する(ハンズオン)
架空の1か月分の予約300行に、日付、曜日、時間帯、種別、来院かキャンセルか無断キャンセルかを入れた、患者の情報を含まない一覧を渡します。曜日別と時間帯別のキャンセル率を表とグラフにし、キャンセルが多い枠と、予約の確認の連絡を入れる時間の候補を出させます。件数の合計が300件になるかを確かめ、曜日を1つ選んでキャンセルの数を数え直します。
【演習3】新人向けの院内マニュアルを作る(ハンズオン)
架空の歯科医院の受付の朝の準備と会計の流れを箇条書きにした600字ほどのメモと、受付まわりの写真3枚を渡します。新人が初日に読める手順書をA4で2枚にまとめ、開院前のチェックリストを別に作ります。手順の順番と内容がメモと合うか、メモにない手順が足されていないかを確かめます。
AIエージェントに任せる実演(デモ)
講師が、受付、会計、電話対応、清掃など8つの業務の手順のメモが入ったフォルダをAIエージェントに渡し、同じ体裁のマニュアルとチェックリストをまとめて作らせます。1業務ずつ頼む使い方との違いと、院内で使い始める前に院長と担当者が確かめる手順を見ます。

