AnthropicのQ2売上高が前年同期比14倍の115億ドル超に、四半期売上でOpenAIを初めて逆転

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米Anthropicの2026年第2四半期(4〜6月)の売上高が115億ドルを超え、前年同期の7億8,700万ドルから14倍以上に拡大したことが分かりました。Bloombergが8月15日に報じ、Wall Street Journalも8月18日に両社の数値を報道しています。同じ四半期のOpenAIの売上高は67億ドルで、Anthropicが四半期売上で初めてOpenAIを上回りました。Anthropicの年率換算売上(直近の売上ペースが12カ月続いた場合の金額)は7月末時点で650億ドルに達しています。

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Anthropicは四半期115億ドル超、調整後営業利益も初の黒字に

TechCrunchの報道記事より
出典: TechCrunchの報道記事より

Bloombergの報道によると、Anthropicの第2四半期売上高は115億ドル超で、第1四半期の47.3億ドルから2倍以上に増えました。前年同期(2025年第2四半期)の7億8,700万ドルと比べると14倍を超える伸びです。あわせて、調整後営業利益が初めて黒字になったと報じられています。ただし数値は暫定で、調整後利益の算出方法は明らかにされていません。

年率換算売上の推移も急です。TechCrunchによると、2025年末に90億ドルだった年率換算売上は2026年5月に470億ドル、7月末には650億ドルに達しました。5月から7月のわずか2カ月で180億ドルを積み増した計算になります。Anthropicは2026年を年率換算1,000億〜1,200億ドルで終えると見込んでいると報じられています。

成長を支えているのは企業向けの利用、とりわけコーディング支援ツールClaude Codeの伸びです。Wall Street Journalも、Claudeのコーディング用途での好調が続いていると指摘しています。

OpenAIはQ2売上67億ドル、営業損失は123億ドルに拡大

一方のOpenAIは、Wall Street Journalの報道によると第2四半期の売上高が67億ドルで、第1四半期の57億ドルから18%の増加にとどまりました。株式報酬費用(従業員に株式で支払う報酬のコスト)を含む営業損失は、第1四半期の93億ドルから123億ドルへ拡大しています。年率換算売上は400億ドル超で、2025年末の200億ドルから倍増してはいるものの、Anthropicとの差は開きました。ChatGPTの成長鈍化が背景にあると報じられています。

項目 Anthropic OpenAI
Q2売上高 115億ドル超 67億ドル
Q1売上高 47.3億ドル 57億ドル
前年同期比 14倍超 なし(報道に記載なし)
Q2営業損益 調整後で黒字 123億ドルの損失
年率換算売上 650億ドル(7月末) 400億ドル超
2026年第1・第2四半期の売上高比較

両社はいずれも非公開企業で、数値はすべて報道ベースです。OpenAIの数値は同社の財務に詳しい関係者の情報とされ、両社で売上の集計方法が異なる可能性も指摘されています。

両社ともIPOを準備、Anthropicは2026年秋にも上場か

AnthropicとOpenAIはともに米証券当局へIPO(新規株式公開)の書類を非公開で提出済みと報じられています。TechCrunchによると、Anthropicは2兆ドル以上の評価額を視野に、早ければ2026年秋にOpenAIに先行して上場する可能性があります。直近の資金調達時の評価額は2026年5月下旬時点で9,650億ドルでした。Fortuneは、主幹事としてMorgan Stanley、Goldman Sachs、JPMorgan Chaseが起用されていると報じています。

売上規模と黒字化の先行が、上場時の評価にどう反映されるかが今後の焦点になります。損失が拡大するOpenAIとの対比は、投資家がAI企業を選別する局面に入ったことを示す動きとして受け止められています。

参考

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