瓦礫を走破し「触って判断する」六脚スパイダーロボットを開発

  • URLをコピーしました!

4脚で安定歩行、2脚で触診。災害現場の捜索・調査を支えるフィジカルAIロボット


スパイダーロボット

スパイダーロボット

株式会社アトラックラボ(埼玉県入間郡三芳町藤久保16-37 代表取締役 伊豆智幸)は、災害現場や危険環境での捜索・調査活動を支援する六脚スパイダーロボットを開発しました。
本ロボットは、6本の脚を独立して制御することで、車輪型ロボットでは進入が困難な瓦礫や段差、不整地を安定して走破します。また、通常は4本の脚で姿勢を保持しながら、残る2本の脚を用いて対象物へ接触し、「触診」を行う独自機能を搭載しています。
AIによる画像認識に加え、対象物に直接触れることで硬さや柔らかさなどの物理的な情報を取得でき、災害現場や危険区域における状況判断を支援する次世代のフィジカルAIロボットです。

目次

開発の背景

近年、大規模地震や豪雨災害の増加に伴い、人が立ち入ることが困難な現場で活動できるロボットへの期待が高まっています。
しかし、従来の車輪型やクローラー型ロボットは、瓦礫や段差の多い現場では走行性能に限界があり、十分な調査ができないケースも少なくありません。
また、カメラ映像だけでは対象物の状態を正確に把握できず、安全性の判断や救助活動に必要な情報が不足するという課題がありました。
アトラックラボは、これらの課題を解決するため、高い走破性能と「触って判断する」機能を兼ね備えた六脚スパイダーロボットを開発しました。

製品の特長

■ 六脚による優れた瓦礫走破性能
6本の脚を独立制御することで、瓦礫や段差、不整地でも安定した歩行を実現します。
災害現場や工事現場など、一般的な車輪型ロボットでは進入が難しい環境でも活動できます。

■ 4脚歩行・2脚触診による新しい調査方式
通常は4本の脚で安定した姿勢を維持し、残る2本の脚を対象物へ接触させることで、調査作業を行います。歩行と調査を同時に実現することで、災害対応や設備点検の効率を向上させます。

■ 「触って判断する」触診機能
対象物へ直接触れることで、硬い・柔らかいといった物理的な特性を判定できます。
カメラ映像だけでは取得できない情報を取得することで、倒壊建物内の状況確認や設備点検など、より精度の高い判断を支援します。

■ AIと触覚を融合したフィジカルAI
AIによる画像認識と触診情報を組み合わせることで、周囲の環境や対象物を総合的に認識します。
「見る」だけではなく、「触れて判断する」新しいフィジカルAIとして、より高度な現場対応を可能にします。

想定用途

• 災害現場での捜索・調査
• 倒壊建物内の状況確認
• 被災者捜索支援
• インフラ設備点検
• プラント設備調査
• 危険区域の遠隔調査
• 消防・防災分野
• 原子力・化学プラントの巡回
• 大学・研究機関でのロボット研究

今後の展開

アトラックラボは、本ロボットを災害対応、防災、インフラ点検分野での実用化に向けて開発を進めるとともに、自律歩行技術やAIによる環境認識、遠隔操作システムとの連携を強化してまいります。
また、視覚・触覚・AIを統合したフィジカルAIプラットフォームとして、人が立ち入ることが困難な環境での調査・点検・救助活動を支援し、安全で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

代表取締役 伊豆智幸 コメント

災害現場では、「見える情報」だけでは十分ではありません。対象物に触れ、その状態を把握することではじめて、安全で適切な判断が可能になります。
今回開発した六脚スパイダーロボットは、瓦礫を乗り越える走破性能と、触診による情報取得を組み合わせた新しいフィジカルAIロボットです。
今後もアトラックラボは、人が立ち入れない危険な場所で活躍するロボットを開発し、「危険な仕事、不快な仕事を、ロボットとAIの手に。」という理念の実現を目指してまいります。

株式会社アトラックラボについて

株式会社アトラックラボは、「危険な仕事、不快な仕事を、ロボットとAIの手に。」をコンセプトに、ドローン、UGV(無人地上車両)、USV(無人船舶)、アバターロボットなどのフィジカルAIソリューションを提供しています。
機体設計、電子回路設計、AI開発、ROS2開発、組み込みシステム開発、PoC(概念実証)から社会実装までを一貫して支援し、災害対応、インフラ、物流、製造業など幅広い分野のDXを推進しています。

【会社概要】
• 会社名:株式会社アトラックラボ
• 代表者:代表取締役 伊豆 智幸
• 所在地:〒354-0041 埼玉県入間郡三芳町藤久保16-37
• 事業内容:ドローン・UGV・USV等の無人システム開発、ロボットシステムインテグレーション、電子回路設計、制御システム開発、ROS 2・AI統合開発


本記事は、株式会社アトラックラボが2026年7月23日に発表したプレスリリースを原文のまま転載しています。
出典:PR TIMES掲載ページ

AI研修・人材育成支援 サービス資料

無料ダウンロード資料

AI研修・人材育成支援 サービス資料

研修プログラムの対象範囲、カリキュラム例、料金、導入までの流れをまとめたサービス資料です。社内のAI活用を体系立てて進めたい企業向けにまとめています。

資料をダウンロードする

発行:一般社団法人日本AI導入支援協会(J-AIX)

  • URLをコピーしました!

author

AI JOURNAL編集部は、一般社団法人日本AI導入支援協会が運営する、AI活用に挑戦するビジネスパーソンを応援するメディアチームです。編集部の運営体制・編集方針はこちら

コメント

コメントする


目次